今回はアガベやパキプス、パキポディウムといった塊根植物のベアルートの発根に
オキシベロンは有効かどうか試しました。
内容はアガベやパキプスの輸入・販売・卸をされているプロの方に直接聞きに行き
自分でも試した結果です。
オキシベロンを使用しない発根の実験はこちらの記事をどうぞ
アガベ・パキプス・パキポディウムのベアルートの発根にオキシベロンは有効か?
はじめに結論から述べさせていただくと
アガベ・パキプス・パキポディウムのベアルートの発根にオキシベロンは有効です。
毎月数百株のベアルート株を発根をされてるプロに
アガベのベアルート株の具体的な発根方法を聞いてきました。
- 株の根っこの古くて固くなった細い根をカットオフする
- 根本の太い部分があればその部分を1cmほど表皮を剥いて白い部分を出す
- ベアルート株の根を100倍くらいに薄めたオキシベロンに24時間漬ける。
- そのまま鉢植えする。
いたってシンプルですがこの方法でほとんどの確率で発根させてきたそうです。
ちなみに発根が難しいとされるパキプスはまた独自の発根方法を突き止めたとのことで
その方法はかなりの高確率で発根できるようですが、また今度教えてもらえたら聞いてきます。
パキプスにせよパキポディウムにせよオキシベロンは活躍してくれるということです。
なかなか発根しないアガベのベアルート株にオキシベロンを使ってみた結果
昨年の夏頃からいろいろな方法を試したが発根してくれなかったアガベが
数株あります。
吉祥冠覆輪が高確率で発根してくれず、あとはチタノタ系数株と超子株を数株です。
これらを一旦オキシベロンの希釈水に24時間漬け込み、普通に鉢植えしました。
1週間後、命が宿ったかのように見た目が変わってきました。
超子株に至っては、リスクも承知で土から抜いてみたらしっかりと発根していました。
そして、チタノタ系ですが、これまた水を与えた後に葉が広がるようになったので
根から水を吸い上げているということになります。
夏から沈黙の吉祥冠は、1株はまだぐらつくので沈黙をキープしていますが
その他はグラつきがなくなり、表情も変わってきました。
まとめ
オキシベロン、高いだけあって効果抜群です。
もしアガベのベアルート株がなかなか発根してくれずに困っている方は
物は試しで一度使ってみることをおすすめします。
僕の経験上ではオークションサイトなどでたまに売っていることもありますが、送料を考えると普通にネットショップで購入したほうが安いことが多いです。
送料を払うのが嫌なのとすぐに欲しかったので
周りのホームセンターや園芸店を探し周りましたが
1軒も売っているところがなかったので僕はネットで購入しました。
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